当院のホワイトニングで
自然な白い歯を
ホワイトニングというと、芸能人の歯のような白さを思い浮かべるかもしれません。オフィスホワイトニングを繰り返すなどすれば、あのような白さを目指すことは可能です。
一方で、ホワイトニングの種類や回数を調整して、「自然な白い歯」にも仕上げられるということをご存じでしょうか?
たとえばご自宅で行うホームホワイトニングでは、1回(1~2週間ある施術期間のうちの1日)の施術による漂白効果は、その違いが分かるか分からないか、という程度です。
「思い切り白くしたい」「健康的な白さにしたい」「短期間で白くしたい」といったさまざまなご要望に応えられるように、当院では3つのホワイトニングコースをご用意しました。
歯医者で行う
「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングとは、高濃度のホワイトニングジェルを用いて、歯科医院で行うホワイトニングです。1回の施術で高い漂白効果が得られるため、短期間で歯を白くしたい方、大切な記念日が迫っている方におすすめです。
メリット |
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デメリット |
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ご自宅で行う
「ホームホワイトニング」
ホームホワイトニングとは、低濃度のホワイトニングジェルを用いて、ご自宅で行うホワイトニングです。患者様専用にお作りしたマウストレーにジェルを入れて装着します。1日に数時間装着し、これを連日、1~2週間続けることで、徐々に歯を白くします。
空き時間を使って自宅でホワイトニングをしたい、白くなり過ぎないホワイトニングがいい、白さを長持ちさせたいという方におすすめです。
メリット |
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デメリット |
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高い効果が長く続く
「デュアルホワイトニング」
漂白効果がもっとも高く、またその白さがもっとも長持ちするコースです。オフィスホワイトニングを行った後、ホームホワイトニングへと移行します。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを別々に受けるよりも、割安な価格設定となっています。オフィス・ホームの両方の効果を感じたい、という方におすすめです。
メリット |
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デメリット |
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当院で取り扱う
「オパールエッセンス」
について
永山歯科医院のホームホワイトニングでは、歯科先進国アメリカのウルトラデントプロダクツインク社が開発した「オパールエッセンス」というホワイトニングシステムを導入しています。
オパールエッセンスの特徴
オパールエッセンスのホームホワイトニングジェルには、過酸化尿素10%のものと、20%のものが用意されています。知覚過敏が起こりやすい人は10%を、そうでない人・早く白くしたい人は20%を選択することで、より副作用の起こりにくい、自分に合ったホワイトニングができるようになります。
ホームホワイトニングの流れ
オパールエッセンスのホームホワイトニングの基本的な流れをご紹介します。
Step.1カウンセリング
患者様の現在の歯の白さ、目標とする歯の白さを確認します。
虫歯・歯周病がある場合にはその治療を先に済ませておきます。
Step.2患者様専用
マウストレーを作成
型取りをして、患者様専用のマウストレー(マウスピース)を作成します。
Step.3ホワイトニングキット、
マウストレーのお渡し
マウストレーが完成したら、ホワイトニングキットと一緒にお持ち帰りいただきます。その際、ホームホワイトニングの方法・注意点について、詳しくご説明いたします。
Step.4ホームホワイトニングの
開始
ご自宅で、ホームホワイトニングのジェルをマウストレーに注入し、装着します。
10%のジェルの場合は1日1時間を2セット、20%ジェルの場合は1日30分を2セット行います。
※1日2セットとなりますが、1セット目と2セット目のあいだは5時間以上をあけてください。
Step.5施術後のお手入れ・管理
(1)施術後は、ジェルが手や服につかないように注意しながら、マウストレーを外します。歯にはジェルが残っていますので、歯ブラシ(歯磨き粉不要)を使ってかき落とします。
(2)マウストレーにもジェルが残っていますので、流水に当てながら、歯ブラシを使って洗い流します。なお、この時お湯の使用は避けてください。マウストレーが変形するおそれがあります。
(3)マウストレーは、事前にお渡しするマウスピースケースで保管します。また、残ったジェルは、冷暗所・冷蔵庫で保管してください。冷凍庫での保管は厳禁です。
Step.61~2週間の継続
ホームホワイトニングを連日、1~2週間繰り返します。目標とする白さに到達すれば、ホワイトニングは終了です。知覚過敏が生じるなど、何か不安なことがございましたら、当院にご連絡ください。
ホームホワイトニングの
注意点
ホームホワイトニングを行っている期間の食べ物・飲み物、マウストレー・薬剤の管理について、注意していただきたいポイントをご紹介します。
ホワイトニング中の飲食物について
ホワイトニングを行っている期間、特に施術直後は、歯が着色しやすい状態にあります。
以下のような飲食物は、できるだけ避けるようにしてください。また食後すぐに歯を磨く・禁煙するといったことも、着色予防に役立ちます。
避けるべき食べ物
- カレー、ハヤシライス、ミートソース、ビーフシチュー
- 醤油、味噌、ソース類、ケチャップ
- その他、色の濃い食べ物、着色料を使った食べ物
避けるべき飲み物
- コーヒー、紅茶
- ココア
- 赤ワイン
- 抹茶
- 酸性の飲み物
- その他、色の濃い飲み物
マウストレー・薬剤の管理に
ついて
薬剤の量を守る
指定された以上の量を使っても、薬剤はマウストレーからあふれるため、効果が高くなることはありません。それどころか、歯茎に付着して炎症などのトラブルを起こす可能性があります。
マウストレーを強く噛まない
マウストレーを強く噛むと、変形・破損の原因となります。自然に噛み合うくらいであれば問題ありませんが、食いしばりには注意しましょう。
施術後のお手入れ・管理をしっかりする
歯に残ったジェルを歯ブラシ(歯磨き粉不要)で落とす、流水と歯ブラシでマウストレーを洗浄する、マウストレーをケースで保管するといった管理を正しく実行しましょう。
残ったジェルは、冷暗所または冷蔵庫で保管してください。冷凍庫での保管は厳禁です。
痛みなどの症状が出た場合
薬剤の影響により、痛みなどの症状が出ることがあります。そのような場合には、すぐ当院にご連絡ください。装着時間を短くする、スケジュールを変更する、ジェルの量を調整するなどの対応をお伝えします。
ホワイトニングは
何回で白くなる?
頻度や間隔について
ホワイトニングの漂白効果、頻度・間隔などが、患者様にとって気になるポイントかと思います。
以下、オフィス・ホーム・デュアルに分けて、ご紹介していきます。
オフィスホワイトニング
ほとんどの方が、1回の施術で漂白効果を実感されています。ご希望される白さによっては、複数回の施術が必要となります。
施術の頻度・間隔については、1週間に1度を目安としてください。1週間以上の期間をあけても問題ありません。
ホームホワイトニング
1回の施術のみで漂白効果を実感することは難しいものの、連日施術を繰り返していくことで、徐々に効果を感じられるようになります。
ご自宅で行うホワイトニングであるため、キットとマウストレーを持ち帰った後は、基本的に通院する必要はありません。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングでは、オフィスホワイトニングを行った後に、ホームホワイトニングを行います。そのため、ほとんどの方が、オフィスホワイトニングの1回目で漂白効果をご実感されています。
また、オフィスホワイトニングの期間は1週間ごとを目安に施術を行い、その後ホームホワイトニングでは連日施術を行うことになります。
ホワイトニングは
しない方が良い?
失敗例の解説
知覚過敏になった
薬剤の影響によって、知覚過敏の症状が現れることがあります。ただ、この知覚過敏は薬剤によって一時的に歯面の薄い膜(ペリクル)が剥がれることによって起こるものであり、その後数日以内に膜が再形成されると、症状も改善します。
その他、歯のすり減りや歯周病などによって、もともと象牙質が露出していた方が、ホワイトニングの薬剤によって知覚過敏の症状が強くなることがあります。その場合は、その原因に応じた治療が必要になります。
歯の表面がザラザラになった
エナメル質はもともと透明であり、そこにホワイトニングを行うことで、曇りガラスのように変化させて歯を白くします。
そのため、ホワイトニング後、一時的に歯の表面がザラザラとすることがありますが、時間の経過とともに改善・解消されます。
歯茎が痛む
薬剤が歯茎に触れると、炎症を起こして痛みが出ることがあります。
オフィスホワイトニングでは、歯茎を保護する処置を行ってから、薬剤を塗布することでこれを防ぎます。ホームホワイトニングの場合は、マウストレーに適量の薬剤を注入することで、歯茎に触れることを防ぎます。
いずれの場合も、もし薬剤が歯茎に触れてしまった時には、すぐに薬剤を拭き取ることで対処します。なお炎症による痛みが出た場合も、通常は1日以内に治まります。
黄ばむ
ホワイトニング後の歯の黄ばみは、ホワイトニングの副作用などではなく、施術後に口にした飲食物を原因として起こります。
ホワイトニングの直後は、歯が着色しやすい状態になっています。色の濃い飲食物を避けること、飲食後はすぐに歯を磨くことなどで、これを防ぎます。
ホワイトニングで
後悔しないための注意点
カウンセリングを受けること
「結婚式に間に合わせたい」「急がないので自分のペースで歯を白くしたい」「とにかく白さを追求したい」など、患者様のご希望によって、適するホワイトニングは変わってきます。
カウンセリングでは、ご自身の目的、ご希望を遠慮なく伝えるようにしましょう。
施術後の一定時間は食事・喫煙に
注意
オフィスホワイトニングの場合は施術後24時間、ホームホワイトニングの場合は施術後2時間、色の濃い飲食物は控えましょう。また喫煙も同様です。
施術後、何も口にしない時間が長いほど着色も起こりにくくなりますので、ホワイトニング前に食事を済ませておくというのもおすすめです。
施術後の歯磨き・クリーニング
ご自宅で行う歯磨き、歯科医院で受けるクリーニングは、歯を内側から漂白することはできませんが、歯の表面的な着色汚れをある程度落とすことができます。
毎食後に丁寧に歯磨きを行うこと、定期的にクリーニングを受けることで、白さを長持ちさせることができます。
※ホワイトニング効果のある歯磨き粉もおすすめです。ただし、研磨剤入りの歯磨き粉は避けましょう。歯の表面が傷つくため、一時的に白くなったように見えても、その後は逆に着色しやすくなります。
施術後のメンテナンス
施術後も定期的にメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病を防ぐとともに、白さを長持ちさせることができます。お口の美しさは、歯の白さだけで決まるものではありません。虫歯を防ぎ詰め物・被せ物を増やさないこと、歯周病を防ぎきれいな歯茎を保つことも、お口の美しさに繋がります。
ホワイトニングができない人
18歳未満
乳歯、そして萌出後数年間の永久歯は、ホワイトニングの薬剤によって悪影響が生じる可能性が指摘されています。そのため、18歳未満の方へのホワイトニングはできません。
虫歯・歯周病が進行している人
虫歯や歯周病の方は、薬剤によって痛みや炎症が出たり、強まったりする恐れがあります。
ホワイトニングを希望される場合には、先に虫歯・歯周病の治療を行います。
妊娠中・授乳中
薬剤に含まれる成分が、お腹の赤ちゃん、母乳を飲む赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。あくまで可能性であり、確証があるわけではないのですが、100%の安全性が保証されているわけではないため、妊娠中・授乳中の方へのホワイトニングはできません。
知覚過敏の人
既に知覚過敏がある方は、ホワイトニングの薬剤によって症状が悪化する恐れがあります。知覚過敏の原因としては、歯のすり減りやヒビ、歯周病などによる象牙質の露出が挙げられます。
原因に応じた治療を行い、知覚過敏が解消されれば、ホワイトニングを受けることは可能です。
無カタラーゼ症の人
無カタラーゼ症の方は、たとえ少量であっても、過酸化尿素や過酸化水素が含まれる薬剤を飲み込んでしまうと、壊疽性潰瘍を起こすことがあります。
そのため、無カタラーゼ症の方にホワイトニングを行うことはできません。
光線アレルギーの人
オフィスホワイトニングでは、薬剤の漂白効果を高めるため、薬剤塗布後の歯にブルーライトを照射します。そのため、光線アレルギーの方には、オフィスホワイトニングを行うことができません。
※ホームホワイトニングについては問題なく受けていただけます。
ホワイトニングの費用
項目 | 費用(税込) |
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ホームホワイトニングトレー上下顎+薬液2本セット | 33,000円 |
オフィスホワイトニング | 3回目まで27,500円 4回目以降22,000円 |
薬液 | 2,750円 |
※当日キャンセルの場合は、キャンセル料として1万円いただきます。