目立たず痛くない!
「インビザライン矯正」とは
インビザライン矯正とは、透明のマウスピース型矯正装置を用いて歯を動かしていく治療です。少しずつ形の異なるマウスピースを交換していくことで、痛みを抑えながら歯並びを改善することが可能です。
マウスピースは透明で薄い材料でできているため、装着していてもほとんど目立ちません。
目立ってしまい痛みが出やすいワイヤー矯正に抵抗があるという方は、ぜひ一度、当院のインビザライン矯正をご検討ください。
このような方におすすめ
接客業の方
インビザラインは、装着していてもほとんど目立ちません。接客業の方、人と会う・人前に立つ機会の多い方に特に人気の矯正方法です。
大切なイベントを控えている方
結婚式、成人式、就職面接など、大切なイベントを控えている方であっても、目立たないインビザラインであれば安心して矯正治療を開始できます。その日だけ・短時間という条件付きですが、取り外して大切な時間を過ごすことも可能です。
人に知られず矯正をしたい方
職場や学校などでまわりの人に知られずに矯正を行いたいという方にも、インビザライン矯正がぴったりです。当院では、10代向けの「インビザラインティーン」にも対応しています。
激しいスポーツをする方・
楽器を吹く方
デコボコとしたワイヤー矯正の場合、スポーツ中の口腔粘膜のケガの心配がありました。また、管楽器などの演奏にも不向きです。
凹凸がなく違和感の少ないインビザラインであれば、スポーツ、管楽器の演奏であっても、安心して取り組むことができます。
※高度・繊細な演奏が求められる管楽器の場合には、インビザラインであっても演奏に支障が出ることがあります。事前にご相談ください。
金属アレルギーが心配な方
インビザラインには、一切の金属が使用されていません。
金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方でも、安心して矯正治療を受けられます。
痛みの少ない矯正を希望される方
微弱な力を持続的にかけて行うインビザライン矯正は、ワイヤー矯正と比べて痛みが少なくなります。
お食事を以前同様楽しみたい方
インビザラインは、食事の際には取り外します。それだけきくと面倒に感じるかもしれませんが、食べ物が装置に詰まる心配なく、食事を楽しめるという点は大きなメリットとなります。
歯の健康が気になる方
食事の時だけでなく、歯磨きの時にも、インビザラインは取り外す必要があります。ワイヤー矯正のように、装置が邪魔で磨きづらいことはありませんので、虫歯や歯周病リスクの上昇を抑えられる矯正装置と言えます。
ワイヤー矯正と
インビザライン矯正
どっちがいい?
適応の広さや実績など、ワイヤー矯正の方が優れている点もあります。一概に、どちらが良いとは言い切れません。
良い点、悪い点を見比べながら、ご自身に合った矯正方法を考えてみましょう。
インビザライン矯正 | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
治療期間 | 2~4年ほど | 2~3年ほど |
適応 | 重度の歯並びの乱れなどは適応外になることがある | ほとんどすべての症例の適応となる |
目立ちやすさ | 目立ちにくい | 目立つ ※白いブラケット、ワイヤーのご用意もございます。 |
違和感 | ほとんどない | 多少ある |
痛み | 少ない | 強い |
食事 | 装置を取り外した上で、これまで通りの食事ができる | 装置を取り付けたままであるため、食べかすが詰まりやすくなる |
歯磨き | 装置を取り外した上で、これまで通りの歯磨きができる | 装置を取り付けたままであるため、磨きにくい |
発音 | ほとんど問題ない | ほとんど問題ない |
インビザライン矯正の
メリット・デメリット
メリット
目立ちにくい
透明で薄いマウスピース型の装置であるため、取り付けた状態でもほとんど目立ちません。
自分で簡単に着脱できる
慣れれば数秒で着脱できるようになります。どうしても装置を見せたくない場合など、短時間であれば、取り外して過ごすことが可能です。
痛みが出にくい
インビザラインは、微弱な力を持続的にかけることで歯を動かします。そのため、1回の調整で大きな力をかけるワイヤー矯正と比べると痛みが出にくくなります。
金属アレルギーの
心配がない
一切の金属を使用しない装置であるため、金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方でも、安心して治療を受けられます。
食事・歯磨きがしやすい
食事・歯磨きの際にはインビザラインを取り外します。これまで通り、装置を気にせず食事・歯磨きができます。またこれにより口腔内が清潔に保たれ、虫歯・歯周病リスクの上昇を抑えられます。
治療の精密性の
大幅アップ
治療前には、3Dシミュレーションを行い、現在~治療終了まで、どのように歯が動いていくのかを確認できます。これにより、より精密な矯正治療が可能になります。
ホワイトニングを
併用できる
マウスピースにホワイトニングジェルを注入することで、矯正治療に加えて、ホワイトニングを併用することができます。
※矯正治療を初めてすぐホワイトニングを行うと、歯が動いてから漂白できなかった部分が露出することがあります。そのため一般には、矯正治療がほぼ終わりかけているタイミング、あるいは矯正治療後にホワイトニングを行います。
デメリット
重度の歯並びの乱れ
など、適応外と
なる
ことがある
次第に適応の範囲は拡大しているものの、ワイヤー矯正と比べると、適応外となる症例がやや多くなります。
歯並びの乱れの程度が重度であり、複雑な歯の移動を要するケースなどがこれに該当します。
1日20時間以上の装着が
欠かせない
シミュレーション通りの効果を得るためには、1日20時間以上の装着が必須です。サボってしまうと、治療期間が長くなる、目標としていた歯並びに到達できないといった問題が生じます。
治療期間が長めになる
症例によって異なりますが、ワイヤー矯正で平均2~3年で終了するところが、インビザラインでは平均2~4年を要します。
自由度の高いワイヤー矯正と比べると、インビザラインの治療期間はやや長めになります。
専門的な知識と技術が必要
インビザライン矯正では、従来とは全く異なる形の矯正装置(マウスピース)を使用します。歯科医師にインビザラインについての専門的な知識・技術がなければ、その効果を十分に実感することは難しくなります。
取り扱い矯正医が少ない
アメリカのアライン・テクノロジー社の発行するライセンスを取得している歯科医師のみが実施できる治療です。そのため、どの歯科医院でも受けられる治療ではないのです。
インビザライン矯正の
仕組みと流れ
インビザライン矯正では、少しずつ形の異なるマウスピースを、1~2週間ごとに交換することで、歯を動かします。
その治療の流れを、以下でご紹介します。
Step.1カウンセリング・検査
まずは歯並びに関するお悩み、症状などをお尋ねします。
その後、噛み合わせチェック、レントゲン検査、CT検査、歯型取りなどを行います。
Step.2治療計画のご提案
検査結果をもとに、治療計画を立案し、ご提案します。
また、現在~治療終了まで、どのように歯が動いていくのかを確認できる3Dシミュレーションを行います。このシミュレーションは、患者様にもご覧いただけます。
治療計画にご同意いただけましたら、アメリカのアライン・テクノロジー社にインビザラインを発注します。
Step.3治療の開始
2週間ほどで、当院にインビザラインが到着します。
いよいよ、インビザライン矯正の開始です。お渡しするインビザラインを装着し、1~2週間に1回、次のインビザラインへと交換していきます。
治療期間中は、1~2カ月に1回、ご来院いただきます。歯並び・虫歯・歯周病チェック、クリーニング、新しいインビザラインのお渡しなどを行います。
Step.4保定
目標としていた歯並びに到達すれば、インビザライン治療は終了です。
その後、歯の後戻りを防ぐため、保定装置(リテーナー)を装着します。保定期間は、治療にかかった期間と同じくらいの期間、必要になります。またこの間、メンテナンスのために定期的にご来院いただきます。メンテナンスでは、歯並び・虫歯・歯周病チェック、クリーニングなどを行います。
マウスピース矯正に失敗した!
と後悔しないために
信頼できる歯科医院・
歯科医師を探す
歯科医院の設備や歯科医師の実績はもちろん大切です。特に、インビザラインの経験の豊富な歯科医師が見つかれば、それに越したことはありません。
それと同時に大切になるのが、何でも気軽に質問できる、疑問・不安をしっかり解消できる信頼関係です。成人矯正の場合、治療期間は2~4年に及び、しかも費用は高額です。時間とお金を使う治療だからこそ、歯科医院・歯科医師は慎重に選びましょう。
1日20時間以上の装着時間を守る
インビザラインの優れた機能を十分に発揮させるためには、1日20時間以上の装着が必須です。治療前に行うシミュレーションも、この装着時間を守ることを前提に作成されます。
1日20時間以上の装着ができないと、治療期間が長くなったり、目標としていた歯並びに達しないといったことも起こり得ます。
なお、食事と歯磨きの時間はインビザラインを外しているわけですから、それ以外の時間はほぼ着けっぱなしになると理解しておきましょう。
きちんと通院する
治療期間中には、1~2カ月ごとにご来院いただき、歯並び・虫歯・歯周病のチェック、クリーニング、新しいインビザラインのお渡しなどを行います。インビザラインは余裕を持ってお渡ししますが、ご来院が先延ばし先延ばしになると、時期は過ぎているのに次のステップに進めないということも起こり得ます。すると、治療が遅れ、治療期間も長くなってしまいます。
そういったことにならないよう、きちんと通院しましょう。
これまで以上に丁寧に
セルフケアを行う
インビザラインは、取り外して歯磨きを行うため、ワイヤー矯正と比べて虫歯・歯周病リスクが上昇しにくいと言われています。しかし、そのことに油断してか、セルフケアが不十分になっているケースがときどき見られます。
虫歯や歯周病になると、矯正治療の中断が必要になることもあります。すると当然、治療の終了も遅れてしまいます。これまで以上に丁寧にセルフケアを行いましょう。
保定にしっかりと取り組む
治療が終わると、保定装置(リテーナー)で歯の位置を安定させる保定期間へと入ります。ときどき、この保定装置の使用を怠る患者様がいるようです。保定がおろそかになると、歯が後戻りを起こすリスクが高くなります。後戻りがひどい場合には、再度矯正治療が必要になることもあります。
矯正治療における治療とは、この保定期間を含んだものと捉え、最後までしっかりと向き合いましょう。
インビザラインの費用
項目 | 費用(税込) |
---|---|
矯正資料取り | 22,000円 |
インビザライン | 935,000円 |
保定装置片顎 | 22,000円~ |
自費治療の再診料 | 3,300円 |
自費のメンテナンス片額 | 5,500円 |