- インプラントの治療中は歯がないままになりますか?開く
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A.仮歯を入れることも可能です。
仮歯や仮の入れ歯を入れることができます。ただし、骨移植を行ったケースなどでは手術部位に刺激や圧力を与えない方が良いため、仮歯をおすすめしないケースもあります。詳しくはご相談ください。
- タバコを吸うんですが、インプラントは可能ですか?開く
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A.できれば禁煙をおすすめします。
タバコを吸っていると手術後の傷口の治りが悪くなってしまったり、インプラントと骨の結合がうまくいかなくなったりする場合があります。もしうまくインプラントが骨にくっついたとしても、のちに細菌感染を起こしやすくなり、インプラントが長持ちしないリスクがあります。インプラントをお考えであれば、できれば禁煙されることをおすすめします。
- 妊娠中にインプラントをすることは可能ですか?開く
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A.通常妊娠中にはインプラント治療は避けます。
妊娠中にも歯科治療を行うことは可能ですが、体にあまり負担のかからない治療や痛みなどがひどく緊急性のある場合に限られます。インプラント治療は手術が必要となるため、投薬の必要もありますし、体にある程度ストレスがかかるものですので、赤ちゃんへの影響も考えて通常は妊娠中のインプラント治療は控えます。
- インプラントとは差し歯のことですか?開く
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A.全く別物です
インプラントのことを差し歯と思っている方は多いようですが、実際は全く違うものです。差し歯は、歯の頭部分がほとんどなくなっていて歯根がまだ残っている場合に、歯根に差し込むように立てる人工歯のことです。
一方、インプラントは、歯が歯根ごと丸ごとなくなった状態の骨に穴をあけ、そこに人工歯根を埋め込んで歯を立てる方法です。
- 金属アレルギーが心配なんですが…開く
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A.インプラントの材料「チタン」は非常にアレルギーを起こしにくい材料です。
インプラントの素材はほとんどがチタンという金属で作られています。チタンは非常に金属アレルギーを起こしにくいことで知られており、体にも無害です。それゆえ、人工関節やペースメーカーにも使用され続けています。
ただ、ごく稀にチタンアレルギーを起こす場合があると言われています。もし心配な方は事前に皮膚科でアレルギーテストを受けておくと安心です。詳しくはご相談ください。
- インプラントの手術は入院が必要ですか?開く
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A.いいえ、必要ありません。
インプラント手術は通常、抜歯と同程度の手術になることが多いため、入院は必要ありません。手術後は安静を心がけていただき、激しい運動や飲酒などを控えていただければ通常の生活を送ることができます。翌日お仕事に行っていただくことも可能です。
- インプラントはどれくらい持ちますか?開く
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A.お手入れ次第では半永久的に持ちます。
インプラント自体はチタンを原料として作られている、非常に丈夫な素材です。そのため、インプラント自体が壊れることはほとんどありません。
しかし、骨や歯茎の中に埋まっている状態なので、天然歯同様、毎日の歯磨きを丁寧に行なわなかったり、歯科医院での定期的なメインテナンスを行わなかったりすると、歯周病のような状態になって長持ちしない可能性もあります。
過去にインプラント治療を受けた患者さんで、お亡くなりになるまで40年以上インプラントが機能した話はとても有名です。
インプラントはお手入れ次第でとても長持ちさせることが可能ですので、お手入れを怠らないようにしましょう。
- 手術後は痛みや腫れが出ますか?開く
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A.抜歯程度の痛みや腫れは出ますが、お薬で抑えられる程度のものです。
インプラント手術中は局所麻酔で麻酔をしっかりと効かせた状態で手術を行いますので、手術中に痛むことは通常ありません。
手術後に麻酔が切れると痛みが出てきて2〜3日続くことがありますが、処方する痛み止めを飲んでいただければ抑えられる程度のものです。また、腫れに関しては抜歯をした後のような腫れが出ますが、こちらも手術による反応性のものです。処方した抗生剤をきちんと飲んでいただければ数日以内におさまってきます。